お二人のご冥福をお祈りします

一座の創立メンバーのひとりである楠原映二は、5年にわたって癌と闘い続けてきましたが 、本年4月23日亡くなりました。享年 63 歳。2005 年、日本で化学療法を受けているあいだに「父と暮せば」の台本を受け取りベッドの上で一気に読み終えると,ぜひとも竹造の役をやりたいと言い出しました。このかれの情熱がなかったら一座は設立されませんでしたし、それが一座を集める原動力となったのです。最後の舞台となったかれのパワフルな竹造を私たちは決して忘れません。

「父と暮せば」を書いた井上ひさし氏が本年4月9日に亡くなりました。享年 75 歳。「父と暮せば」を書き上げたとき「おそらくわたしの一生は、ヒロシマとナガサキとを書きおえたときに終わるだろう」と書いていました。この仕事は私たちに残されてしまいました。演劇界にポッカリと大きな穴が空いたようです。

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